「ホームページを見るだけだから大丈夫。」そう思っている方はいませんか?
インターネット上のホームページには悪意を持って作られたものがあり、開いてしまうとブラウザがフリーズ(固まって動かない)してしまったり、強制終了させられたりします。
そのようなホームページは「ブラウザクラッシャー」(通称:ブラクラ)と呼ばれており、ブラクラが仕掛けられたページを開くとコンピュータを動作不能にするなどの不具合を引き起こします。 このようなブラクラに引っかからない為には、
- 怪しげなリンクはクリックしない
- ブラクラチェッカーで事前に調べる
などがあります。ブラクラチェッカー機能を提供しているページがあります。
→「Browser Crasher Checker」
このページでは、URLを入力することでページ内に不審な記述がないか事前に調べることができます。
≫≫ 以下にブラウザクラッシャーの実例をご紹介します。 ≪≪ |
メールストーム |
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[動作の様子] |
メール作成ウィンドウを大量に開いてパソコンをメモリ不足に陥れ動作を不安定にさせます。
最悪の場合、再起動を余儀なくされます。 |
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[開いてしまった時の対処] |
[Alt]を押しながら[F4]キーを押しつづけ、開いたウィンドウを閉じる。
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ウィンドウストーム |
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ブラウザの新規ウインドウを大量に開いてパソコンをメモリ不足に陥れ動作を不安定にさせます。
最悪の場合再起動を余儀なくされます。 |
[動作の様子] |
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[開いてしまった時の対処] |
[Alt]を押しながら[F4]キーを押しつづけ、開いたウィンドウを閉じる。
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▲ページの先頭へ |
FDアタック |
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[動作の様子] |
フロッピーディスクのドライブに繰り返しアクセスし、コンピュータの動作を妨げます。
動作音が続くのでうるさい上、通常ありえない程FDにアクセスするので、機器故障の心配があります。
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[開いてしまった時の対処] |
ブラウザの「中止」ボタンをクリックする。
[Esc]キーを押す。(読み込み中止)
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▲ページの先頭へ |
CONCONアタック |
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[動作の様子] |
Windows95、98のバグを利用した攻撃で、再起動を余儀なくされます。
改善には、Microsoftから提供されているパッチを適用するか、回避ツール(decon)を利用する方法があります。
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[開いてしまった時の対処] |
再起動するしかありません。
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